【間接法・接着01】築造窩洞形成

フェルール(マージンからの歯質の立ち上がり)を全周1mm以上確保する。

【間接法・接着:02】築造窩洞内の清掃

根管清掃材とブラシ等で窩洞内を清掃。マイポストブラシ*推奨。
*マイポストブラシ(ペントロンジャパン取扱)窩洞の太さ、長さに応じて3種類を、ご用意しています。

【間接法・接着:03】デンティンコンディショニング

イーライズ コンディショナーを塗布後、60秒間放置、スメアー層を除去。

【間接法・接着:04】水洗 & 乾燥

60秒間放置後、窩洞内の水洗および乾燥。

【間接法・接着:05】デンティンプライミング

イーライズ プライマーを塗布しプライミング。(塗布後、直ちに【6】の乾燥ステップへ移行)

【間接法・接着:06】エアーブロー

エアーシリンジ等により窩洞内を十分に乾燥。

【間接法・接着:07】デンティンボンディング

イーライズデンティンボンドⅡを等量混和し、窩洞全体に2分以内に塗布。

【間接法・接着:08】エアーブロー

塗布後、エアーを軽く吹き付けて、揮発成分(エタノール)を蒸散。

【間接法・接着:09】光照射

より効果的にボンディング材を重合するためルーシーポスト*を併用して光照射。

*ルーシーポストは㈱日本歯科工業社の製品です。今まで届きにくかったポスト窩洞深部への光照射が可能になります。

【間接法・接着:10】シラン処理

シランカップリング材(セラミックスボンドIK)を、支台築造体に塗布。

【間接法・接着:11】レジンセメント注入

レンツロ等によりレジンセメントを注入。または、ビルドイットFRを窩洞内に注入*

*口腔内での接着にビルドイット FRを用いる場合は、接着時の浮き上がりを防止するため、アルミナブラスト処理の前に切削バーにて、築造体接着面を一層削合してください。

【間接法・接着:12】支台築造体挿入、完成

速やかに築造体を挿入。レジンセメントの硬化後、支台歯形成をおこない完成。