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【間接法・技工01】築造窩洞形成
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フェルール(マージンからの歯質の立ち上がり)を全周1mm以上確保する。
【間接法・技工:02】模型上で試適
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築造窩洞の太さを確認し、使用する『ファイバーコアポスト』を選択
【間接法・技工:03】模型調整
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築造窩洞内にアンダーカットがある場合は、パラフィンワックスでブロックアウト
【間接法・技工:04】分離材の塗布
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分離材(ワセリン等)を築造窩洞と周囲に塗布し、エアーで均一にのばします。
【間接法・技工:05】ビルドイットFR注入
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専用支台築造用レジン ビルドイットFRを注入。
【間接法・技工:06】ファイバーコアポスト挿入
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ビルドイットFR硬化前にファイバーコア ポストを挿入します。*
*ポストに手指の脂分や汚れが付着した場合は、表面をアルコールで軽く拭きとってください。 ファイバーコアポストの表面には予めレジンコーティング処理が施されているため、アルコール清掃後ビルドイットFR内に埋入することができますが、より高い接着力を発揮させるため、レジンに埋入する直前にポスト表面へセラミックスボンドIKを極薄く塗布することをお勧めいたします。(乾燥不要)
【間接法・技工:07】歯冠部の築造及び形態修正
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再度ビルドイットFRをビルドアップし、硬化後に、形態修正。
【間接法・技工:08】アルミナブラスト処理と洗浄
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1気圧程度の弱圧で、アルミナブラスト処理を行い、スチームクリーナーまたは、超音波洗浄器にて十分に洗浄します。*
*ポスト部表面及び作業模型に付着した分離材(ワセリン)は確実に除去してください。
*口腔内での接着にビルドイット FRを用いる場合は、接着時の浮き上がりを防止するため、アルミナブラスト処理の前に切削バーにて、築造体接着面を一層削合してください。